いしかり市民カレッジ

トピックス

トップページ トピックス 主催講座7「博物館はお宝いっぱい!~博物館に行ってみよう~」


トピックス

主催講座7「博物館はお宝いっぱい!~博物館に行ってみよう~」

第1回「北海道博物館・開拓の村」

2018/08/06

 8月2日(木)主催講座7「博物館はお宝いっぱい!~博物館に行ってみよう~」の第1回「北海道博物館・開拓の村」を行いました。受講者は46名。
石狩市公民館に集合しバスで北海道博物館へ向かいました。

 博物館では、最初に三浦学芸員から北海道博物館の概要や特別展「松浦武四郎」と子ども体験展示室の「武四郎を楽しもう!」の見どころなどについて、説明を受けました。
北海道博物館は、北海道開拓記念館(1971年開館)と道立アイヌ民族文化研究センター(1994年開所)とを統合して、2015年に開館したそうです。松浦武四郎についても、多い時には1日60㎞から70㎞歩いた武四郎が案外小柄で147㎝しかなかったことなど面白い話を聞かされました。
18,7,1,1.JPG
 説明を受けた後、先ず特別展を見て、その後常設展示室を廻りました。

◇特別展「幕末維新を生きた旅の巨人 松浦武四郎ー見る、集める、伝えるー」
伊勢国(現三重県松坂市)に生まれた松浦武四郎(1818~1888)は、幕末期にロシアとの国境問題で揺れた北海道を6回踏査し、アイヌ民族の生活状況など克明に記録した。北海道と云う地名の名付け親でもあり、幕末の志士や政治家、学者、文人との幅広い交流の中で〈情報通〉としての顔も持ち、〈蒐集家〉でもあった。
18,7,1,2 (1).png
 展示の構成は、プロローグ「一畳敷」第1章「〈旅の巨人〉武四郎の誕生」第2章「〈憂北の志士〉武四郎ー蝦夷地への旅とアイヌ民族ー」第3章「〈情報通〉武四郎―幕末の動乱の中でー」第4章「〈北海道の名付け親〉武四郎ー明治維新と北海道の命名ー」第5章「〈旅の終焉〉武四郎の晩年」第6章「〈蒐集家〉武四郎」エピローグ「ふたたび一畳敷へ」となっていました。
展示では驚くほど多くの記録や書簡があって、それらを見ると、見た物をすべて詳細に書き留めていた事が分かります。さらに、地形や人々の様子が大変上手な絵で生き生きと描かれていて、まさに天性の記録者と云うべき人物だったようです。情報通として当時の人々に頼りにされたのも頷けます。
18,7,1,3.png
 受講者のみなさんは、6章に分けられた展示を熱心に見ていました。集中して見るあまり、常設展示室を見る時間が足りなくなってしまった方も結構いたようです。

◇子ども展示室「武四郎を楽しもう!」
武四郎が集めた古物を絵師・河鍋暁斎に描かせた大きな「武四郎涅槃図」が展示され、その前では横たわって写真撮影できるようになっていました。
18,7,1,4.JPG
◇総合展示室
総合展示室では、「北東アジアのなかの北海道」、「自然と人とのかかわり」をコンセプトに、北海道の自然・歴史・文化を、5つのテーマに分けて紹介していました。
5つのテーマは、第1テーマ「北海道120万年物語」と第2テーマ「アイヌ文化の世界」が1Fに
18,7,1,6.JPG18,7,1,5.JPG
第3テーマ「北海道らしさの秘密」、第4テーマ「わたしたちの時代へ」、第5テーマ「生き物たちの北海道」が2Fに展示されていました。
18,7,1,9.JPG18,7,1,8.JPG18,7,1,7.JPG
 展示場入り口には、寒冷化と温暖化が繰り返す中で住みよい場所を求めて北や南から北海道へ渡ってきた生き物の象徴として、北方系のマンモスゾウと南方系のナウマンゾウの骨格標本が展示されていました。
18,7,1,10.JPG
 人間は、動物を追って北海道へやってきたが、石器を使う旧石器文化から約1万年続いた縄文文化、その後北海道独自の続縄文文化、擦文文化を経てアイヌ文化へと移り変わっていった。5世紀頃から9世紀頃まではオホーツク文化と云われる文化を持つ人びともいた。さらに蝦夷地から北海道へ、アイヌの人たちのくらし、開拓期から培われた独自の風習、言葉など北海道らしさについて、生き物たちの事など、北海道の自然・歴史・文化がまるごと分かるように展示されていました。

 お昼は、開拓の村食堂でボリュウム満点の弁当を頂きました。
18,7,1,11.JPG
 午後からは、4班に分かれ、班ごとにボランティアガイドさんに案内してもらいながら、開拓の村を巡回しました。
18,7,1,11,2.JPG
旧札幌停車場(管理棟)、旧開拓使札幌本庁舎(ビジターセンター)を皮切りに
18,7,1,13.png18,7,1,12.png
本庄鉄工所など
18,7,1,14.png
明治から大正にかけて北海道各地にあった52の遺産を見て廻り、往時の人々の暮らしぶりを思い起こす事が出来ました。
18,7,1,19.png18,7,1,18.png18,7,1,17.png18,7,1,16.png18,7,1,15,1.png
また、折よくドサンコに曳かれた馬車鉄道ともすれ違いました。
18,7,1,20.JPG
 ガイドして頂いたおかげで、各遺産の特徴などが大変良く分かりました。特に、どの建物も梁がどっしりしているのが印象的で、地震など災害に対する対策も考えた構造になっているのに感心しました。
18,7,1,20,2.JPG
浦臼にあった旧田村家北誠館蚕種製造所では、案内の方がいて蚕について詳しく教えてもらいました。
18,7,1,23.png18,7,1,22.JPG18,7,1,21.JPG
 こうして、充実した一日を過ごし、再びバスに乗り公民館へ戻りました。北海道の事を改めて考え直すきっかけとなる講座でした。

 受講者からは、多くのコメントが寄せられましたので、最後にその一部をご紹介します。
「北海道博物館(前説明も良かったです)は、武四郎展示のみで時が過ぎ、大変見ごたえがあり大満足!今度は他の展示を見に来たいと思いました。開拓の村は、説明ボランティアのお陰で詳しく分かりこれも大満足でした。ありがとうございました」
「両施設とも久しぶりに来たので、大変楽しかったです。特に博物館の特別展・武四郎は、時間が全く足りなかった。今度の講座は、大変良い計画で満足しました」
「今回の"博物館に行ってみよう"を楽しみにしていましたが、松浦武四郎があまりに多才で行動力のある人間だったことを知り改めて偉大な人柄に驚きました。時間の都合で半分くらいしか見学出来ませんでしたが、また是非行ってみたいと思いました」
「(博物館)松浦武四郎展に感動しました。毛筆の達筆、絵が上手、何を見ても総てが超人の成すところです。この特別展を見て武四郎の生き様を知りました。(開拓の村)何回か見学しておりますが、明治建築物は丈夫な材で、北海道の大地に確実に根を付けた感じでした。そこに暮らした人々の生活が良いものも悪いものも、更に開拓期の苦労の跡がしのばれます」
「北海道博物館では、松浦武四郎の世界にたっぷりひたることができましたが、常設展示場を見るには少し時間が足りませんでした。武四郎の非凡な才能に圧倒されました。開拓の村は、只々本当に懐かしくまた解説の方の説明が楽しくて時間が経つのも忘れる程でした」
「思った以上に松浦武四郎さんの展示物があって見応えがありました。武四郎さんの多才ぶりに驚き、北海道への想いがどの書からも感じられました。初めて行った北海道博物館。武四郎展を再度個人的に見に行きたいと思います」





CONTENTS コンテンツ

カレッジ生募集中 E-mailでお問い合わせはこちら

いしかり市民カレッジ事務局

〒061-3216
石狩市花川北6条1丁目42
石狩市公民館内
Tel/Fax
0133-74-2249
E-mail
kouminkan@city.ishikari.hokkaido.jp
このサイトは、さくらインターネットのサーバで動いています。

ページの先頭へ

ご意見・お問い合わせプライバシーポリシーサイトマップ