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まちの先生企画講座Ⅰ 「シニアの充実ライフプラン」

第3回 老いへの備えを考える

2012/08/13

 8月8日、今年度最初のまちの先生企画講座である「シニアの充実ライフプラン」の第3回「老いへの備えを考える」を花川北コミュニティセンターで行いました。講師はファイナンシャル・プランナーの古巻覚さんで、受講者は16名でした。

 「シニアの充実ライフプラン」も最終回を迎え、古巻さんも今日の第3回目は、第二の人生の根幹となる部分ですと、話しを始めました。
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 セカンドライフの充実では、1回、2回目は主にお金のことが中心でしたが、今回は老いへの備えについての話とのことです。将来の不安や心配毎というのでは、少子高齢化による社会状況の変化、また、夫婦揃っているといいが一人になるとどうなるのか、子どもにも頼れない、どうすればよいのかなどの問題がある。これらに対して社会の制度もだんだん進んできているとのことですが、自分でできることの備えも考えてみようとのことです。
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 高齢期の不安や心配毎への問題を、三つのテーマに沿って考えて見ようと話は進みました。三つの1番目は、判断能力が失われた時に備えておく。アンケートでも、脳血管疾患、認知症、高齢衰弱が全体の6割位を占めるほど高齢期の疾患がある。
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 なかでも認知症は、本人もあまり気がつかない、周りでも気がつきにくいなど、厳しいものがあるとのことで掘り下げてみようと、話は進みます。認知症は、脳に何らかの病的な障害が起こった疾患で、日本全体では2010年の推定患者数が200万人いるとのことです。2020年には300万人になると推定されているとのことです。
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 認知症の障害については、認知障害や行動障害がよく知られているところですが、いわゆる物忘れと認知症の区別は、なかなか難しいとのことです。
 判断能力を失った時への備えはどうなのか。主に財産管理と身上監護を考えておく必要があるようです。これには、既に判断能力が低下した場合の法的な「成年後見制度」と元気のうちに自分支援をしてくれる人を選んでおく「任意後見制度」があるとのことです。後者の場合、契約は判断能力が失ったときから始まるので、元気な時に契約を結んでいても大丈夫とのことです。
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 また、高齢者や障害者など判断能力が不十分な方に独立した生活が送れるように、福祉サービスの利用や日常の金銭管理をできるよう支援してくれる事業もあるとのことです。この「日常生活自立支援事業」は、市役所の窓口の他、地域包括支援センター、社会福祉協議会があり、石狩市の場合は「りんくる」内にあります。
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 2番目は相続のことでした。円満な相続をするためには、判断能力が失われていない今のうちから考えておく必要があるようです。円満な相続をするためには、遺言者の最終の意志を表示しておく遺言を残しておくと良いとのことです。遺言がなければ、法定相続人全員が集まって協議となるが、遺留分、寄与分のこともあり、なかなか難しいようです。
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 3番目は、エンディングノートについてでした。これは、万一に備えて、自分の考え方をメッセージとして残しておくものだそうです。遺言と違って、自分の日常の生活に活用でき、判断能力が失われたときにも困らない、状況の変化により書き直しもできるとのことです。内容としては、自分と家族の歴史、病気と看護・介護の希望、相続・遺言の方法などを記しておくと良いようです。
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 以上、今回の講座では、第二の人生を楽しく暮らすためのポイントについて話されました。第1、2回ではライフプラン・資金について、本日の第3回では老後の備えについての話でした。

 最後に古巻さんは、ライフプランを立てるには、いろんなケースもありますが、今回の話だけでは理解できない部分もあるかも知れません。私の連絡先を示しておきますので、遠慮無く連絡下さいとのことで、話を終了しました。

 3回にわたる講座で、参加の方々も今まで考えていなかったライフプラン、エンディングノートの大事さを理解されたようです。寄せられた感想でも、
「各カテゴリに従った具体例を出しながらの講義大変勉強になりました。」
「ライフプランを立てながらプランに従った生活をすることが大事なことであると思った。」
「定年後の人生設計、特に自分の死に向き合うのは、ついつい先延ばし担っているが、そろそろ本気になって考えなければならないと思った。」
「第1、2回目までは、あまり関係ないように思ったが、第3回目はこれからの家族へ対する思い等と何をしていくのか方向性とやりたいことが見えたような気がする。」
などが寄せられました。
 また、「今回の内容は、退職前の50代が対象の講義でした。残念ながら、10~15年遅かった。事前に対象年齢を知らせて欲しかった。」などと、講座の対象年齢に関する感想もあり、カレッジ運営委員会として今後考えなければならない点についての感想も寄せられました。




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