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主催講座7「発展する石狩湾新港の役割」

第1回「北海道の物流を支える港湾の役割」

2019/08/25

 8月23日(金)、講座7「発展する石狩湾新港の役割」の第1回「北海道の物流を支える港湾の役割」を行いました。受講者は36名。
公民館に集合してバスで石狩湾新港へ向かいましたが、受講者は3班に分かれて、タグボート乗船と新港地域バス巡回を交互に行いました。
 この記事は、1班の行程でご紹介します。
◇タグボート「かむい」乗船。
ライフジャケットを身に着け、「かむい」に乗船。
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タグボートは、大きな船が港に着岸、離岸する時に補助するための船。「かむい」は六気筒エンジンを二つ持つ3600馬力の力持ちで、4人で運転。新港には、このほか3艘、合わせて4艘のタグボートがあるそうです。
10名乗るとほぼキャビンはいっぱい。
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管理組合の方の説明を受けながら東埠頭を離岸。大きな船では、4艘で押すこともあるとのこと。幸い、無風状態で少しも揺れません。
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最初に見えてきたのは、北海道ガスと北海道電力のLNGタンク。海からだとその全貌が良く分かります。
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次は、苫小牧埠頭㈱のオイルターミナル。
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進むにつれて、各埠頭の姿が良く分かります。
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デッキに出ても良いと云われ、外に出てみると曳き波が爽快!
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石狩湾新港はまだまだ発展途上で、北防波堤の延伸工事が進められているそうです。防波堤本体の一部となる「ケーソン」というコンクリート製の巨大な函を作っているフローティングドッグ(浮きドック)「たんちょう12000」(最大積載質量12,000トン)も間近に見る事が出来ましたが、迫力満点でした。
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20分ほど航行すると着岸地の花畔埠頭が近づいてきました。埠頭にはコンテナがいっぱい。
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着岸後、足元に気を付けながら下船。
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石狩湾新港のダイナミックな動きを実感する事が出来て素晴らしい体験でした。乗務員の方々、ありがとうございました。
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◇新港地域銭函地区バス巡回
花畔埠頭で、ガントリークレーンの説明を受けた後、バスに乗車して、説明を受けながら3班の受講者と一緒に主に銭函地区の工業団地を巡りました。
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 バスは、ライジングサン会場を左手に見ながら進行。
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建設中の東洋水産の新工場、セイコーフレッシュフーズ、ホクレンパールライス工場などを車窓から眺めながら説明を受けました。
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ホクレンパールライス工場は、中国への輸出米の指定精米工場になっているそうです。
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◇新港地域新港南地区バス巡回
タグボートに乗船する3班の皆さんと入れ替わりに下船した2班の方が乗車して、主に新港南地区の工業団地を巡りました。南地区は新港地域で一番早く開発された地域だそうです。
㈱マテックは、種々のリサイクルを行っているが、使用済み自動車(ELV)の100%リサイクル化を目指している。
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YKK石狩工場を過ぎて南2丁目に入り、サテライト石狩を越すと2020年オープンを目指す建築中のスーパーホテルが見えました。
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さらに進んで、花畔埠頭へ向かいました。
◇コンテナ経験やリーチスタッカー操作見学
花畔埠頭では、全員揃ってコンテナ体験をしました。
最初に通常のコンテナに入ってみました。中は、結構広い。
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次に、備え付けの冷却装置で冷やされたリーファ―コンテナに入ってみると・・おお、寒い!マイナス30℃はとてつもなく冷える!靴底が床に粘りつく!みなさん、早々に飛び出してしまいました。
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さらに、リーチスタッカーによるコンテナの積み下ろしを見学、興味深かったのですが、雨が激しくなってきて残念ながら落ち着いて見る事が出来ませんでした。
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 なお、石狩に入荷するコンテナは、すべて韓国の釜山港経由で入ってくるそうです。

 こうして、本日の行程を全て終了、石狩湾新港について多くの事を学びましたが、見たり体験したりした事は、通常ではとても経験できない事ばかりでした。今回の見学の準備をして頂き、案内も頂いた石狩湾新港管理組合のお二人に感謝しながらバスで公民館へ戻りました。
 雨が激しく資料も濡れてたので、アンケートは次回に提出してもらうことにしたのですが、お二人の方がわざわざ書いて下さったのでご紹介します。
「普段は決して見たり、体験したりできないことを数多く体験でき、大変良かった。次回も期待大です!」
「素晴らしい見学、体験ができました。カレッジの方々、又関係で作業、案内して下さった皆様に心から感謝しています。個人では決して知る事のできない内容、学習の場でした。終始ワクワク、参加出来て本当にラッキー!楽しかった・・」




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