2月8日（火）まちの先生企画講座4「オカリナを楽しもう！」の第1回ドレミファソラシドを吹いてみよう！が石狩市公民館で行われました。講師はまちの先生・高橋美恵子さん。参加者は20名で、その内８名が男性でした。

　講師の高橋美恵子さんは、音楽教師として花川中学校、花川北中学校などで40年間教鞭を取り、その間吹奏楽や合唱の指導もされた方です。

　今回の講座は、オカリナを持っていない方も受講できるように、会場でオカリナ（陶器製、プラスティック製）の斡旋も行い、多くの受講者に喜ばれました。

　講座は先ず、基本的な指使い（運指）の説明から始まりました。

　一通り説明が終わって、さあ、吹いてみましょう！　最初はドの音から・・・ドが吹けたら次はドレミファソラシドですよ・・・

　ほとんどがオカリナは初めてという受講者の皆さんは懸命に吹こうとしますが、時にはとんでもない音が・・・

　あんまり一生懸命吹こうとすると、フラフラしますよ、頑張って～

　みなさん、少し様になってきました。

　ドレミファソラシドが吹けたら、今度は曲を吹いてみますよ～　「チューリップ」を吹いてみましょう！

　ドレミ・ドレミ・ソミレドレミレ　ドレミ・ドレミ・ソミレドレミド　ソソミソ・ララソ・ミミレレ・ド

　しかし、まだまだ、不協音が混じるようです。

　正確な音がでないのは、押さえ方が悪いからですよ～、もう一度指使いの図を見て確かめてみましょう！

　開く穴、閉じる穴をしっかり！そして、もうひとつ、音の出し始めは、ツゥーと吹いて下さい～

　講師の高橋さんは、あちこち廻って、皆さんの指使いを指導してくれます。

　ツゥーと言いながら吹いてみてくださ～い！　それでは、練習時間を設けますので、皆さん練習してくださ～い。

　各人、しばし練習に没頭！

　どうですかあ～、吹けそうですかあ。それでは、ここでちょっと休憩しましょう！

　休憩の間、私が曲を吹いてみまあす！

　と、高橋さんの模範演奏が始まりました。最初の曲は「北の旅人」・・・さすが、りゅうりゅうと響いて、拍手喝さい！

　2曲目は「少年時代」

　でも、聞き惚れているひまはありません。

　ハイ、休憩は終わりです、もう一度チューリップを吹いてみましょう！　しかし、まだ、異音が・・・

　さあ、頑張ってもう一回・・・　　大分良くなりました。

　今度は「かえるの合唱」をやってみましょう！　チューリップに慣れても、新しい曲にはまた苦労・・・

　もう一度、吹いてみましょう！　かなり揃ってきました。

　ここで、全音符、２分音符、4分音符など音符の説明を受けました。

　今度はキラキラ星を吹きましょう！

　さて、次は皆さんどうしますか？　新しい曲をやりますか？今までの曲をおさらいしますか？　と高橋さんが問いかけます。

　これまでやった曲のおさらいをすることになりました。

　チューリップ→キラキラ星→かえるの合唱をおさらい・・・なかなかうまくなりました。

　おさらいがうまくいったら、今度は新しい曲をやりまあす・・・浜千鳥を・・・

　浜千鳥の次はかごめかごめ。

　大分慣れたところで、今度はチューリップを３組に分かれて、吹くことに。

　先ず、１組が「さいた、さいた、チューリップのはなが」の部分を吹いて、次に２組が「ならんだ、ならんだ、あかしろきいろ」を、最後に3組が「どのはなみてもきれいだな」を吹きました。

　そして、今度は全員でもう一度演奏。

　同じ方法で「キラキラ星」も。

　さらに趣向を変えて、皆んなの「チューリップ」に合わせて高橋さんが「かえるの合唱」を合奏。

　その後今度はオーソドックスに「浜千鳥」と「春の小川」を練習。

　最後に「チャイム」を演奏して、それが今日の終了の「チャイム」になったのでした。

　皆さん頑張りましたが、もう少し練習が要るかな？　次回までに、ご家庭で練習、練習！

　受講者の感想は

「楽しかったのですが、自分があまりに覚えが悪いのに気づきがっかりしました。よく練習してみます」

「少年時代は、好きな曲なのでやりたいけれどムズカシそうです。次回も楽しみにして来たいです」

「楽しかったです。中学生の頃ブラスバンドをやっていたので大勢で吹くのが楽しいです。もう40年振りです」

「いきなりで指が動かず困った。リハビリをかねて家で特訓しなければ」

「楽しくわかりやすい教え方でした」

「とても楽しかったです」

「とてもやさしく教えて頂きました。生まれて初めてのオカリナでしたが一曲以上ふけるようになったので大満足です」

等など。皆さん、苦労しながらも、充分楽しまれたようですね。

　また、次回吹いてみたい曲として「北国の春」「世界で一つだけの花」「少年時代」などがあげられました。